それは恋なのか、優越欲を満たすための手段なのか
私が「気になる」あの人の事を、あの子はもう「好き」らしい。 高校生のアオハルはキラキラだけじゃない。ドロドロした自他の内面に触れてしまうこともしばしば。 陰陽こもごも、待望の新連載!!
夜に聞かせて / 中河友里
※以下ネタバレあり※
あらすじ
高校入学して1ヶ月。主人公の未邪(みや)はクラスにイマイチ馴染めずにいた。
ある日クラスの女子・愛音(いとね)から頼まれて、大声でクラスの男子・春髙(はるたか)を遠くから呼び止めるが、 名前をおもろい感じにニアミスして叫んでしまい、周りは大爆笑。
それがきっかけでクラスに溶け込んでいった未邪、やさしい雰囲気の春髙に惹かれていく。
だがその時すでに愛音の方が春髙のことを好きだと女子の間で公言しており、愛音を応援するムード…
宿泊研修で愛音が春髙に告白、二人は付き合うことに。春髙は「断る理由がなかったから」と。それを知った未邪はショックを受ける。自分の方が春髙と親しいと思っていたのに…自分が先に告白していれば…
未邪と春髙の間に微妙な距離が生まれる。未邪から避けられ気味なことを気にする春髙。その様子を見ていた春髙の友達、由良(ゆら)
そんな状況がしばらく続いていた日の下校中、由良が未邪に「俺のこと好きになってよ」と。未邪はその時、春髙の「断る理由がなかった」という言葉がよぎる。そして未邪と由良は…?
脈絡なく感想を書きます
愛音ちゃんは今のところ普通に「いいこ」そうで少し安心しているが、これから豹変しないか怖い。。ガクブル
春髙と愛音が付き合うことになった時の未邪のモヤモヤとか黒い気持ち。大丈夫や!誰もが通るダークネスや!(誰)
断る理由がないから付き合う、というのは10代あるあるな気がする。むしろ「大好き同士だから付き合うのじゃ」というパターンの方がどちらかというと少ない気がす。
途中まで由良は未邪のこと素直に好きなんかなーと思ってたのに、最後の方で背筋がちょい冷たくなる感じでした。。春髙はたぶん愛音より未邪のこと好きなのをわかった上で、自分が未邪と付き合おうとする、と。しかも、未邪のこと「めっちゃ好き」でもない。 え、由良は、「春髙が本当は好きな女の子、俺が奪っちゃお。面白いから」とか思ってるっぽいねんけど!?友達なら「お前ほんとは未邪のことが好きなんじゃねーの」とか言ってあげなよ、こわ!(┐「ε:)
高校生の黒い側面、ちょいゾワッとさせる感じ、中河先生ブシや〜〜!!クセになるのです
次号予想
未邪と由良、付き合うことに
春髙が挙動不審になり、愛音は春髙の気持ちを察して、憎しみの矛先を未邪へ
未邪がクラスの女子から総すかん(死語か?)くらうハードモードに…?
由良は多分そんな未邪を助けてくれなそう(私は今のところ彼を信頼していないw)
みみみ皆、仲良くしておくれーー!!次号どんな展開になるのかハラハラしながら待っております。
今月から新連載なので、読み始めるなら今がベストタイミングだぜっ